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MRIの結果

MRI自体は15分ほどで終わるそうなのですが、麻酔をかけて、検査をして、麻酔からさめるのに、1時間くらいかかるということでした。外出もOKとのことでしたが、待合室で待つことにしました。
1時間たってもなかなか呼ばれず、結局呼ばれたのは1時間40分ほど経ってからでした。診察室に入ると、専門医の先生、問診をしてくれた研修医の先生、その他若い先生数人がいらっしゃいました。専門医の先生から「脳に病気が見つかりました」と告げられ、先生がMRIの画像をピコピコ動かすと、画像の脳の中に白いかたまりが。素人の私が見てもわかるものでした。「脳腫瘍です。おそらくグリオーマという種類の腫瘍と思われます。」との診断を受けました。左側の側頭葉にできた腫瘍の大きさは3センチ弱、目と耳の真ん中あたり(こめかみっていうんでしょうか。)です。きっと何かあるだろうと覚悟はしていたものの、このまま何もしなければ余命4ヶ月から半年ということばに涙がでてきました。
治療の選択肢として示されたのは、、何もしない(獣医さん的に)、薬で対応(対症療法)、放射線治療です。何となく脳腫瘍だったら、手術でとればいいんじゃないかと思っていたので、手術について尋ねると「手術はお勧めしません。グリオーマという腫瘍は、まわりにしみ込むように成長するもので、完全に取り切ることが難しい。手術をしても必ずといっていいほど再発します。」ということを丁寧に説明してくださいました。
生検(腫瘍に針を刺して細胞をとって、確定診断をする)をするという選択肢もあるとのことでしたが、生検は獣医さんの準備、検査にも時間がかかり、治療を希望する場合治療開始が数週間遅れてしまうそう。腫瘍の種類が特定できないケースでは生検を勧めることもあるそうなのですが、グリオーマはフレンチブルドッグに多い病気で、腫瘍の形も典型的であり、まめの場合は獣医さんからみて必須ではないとのことでした。

続きます。

↓今日のまめです。いつも似たような写真ですが。元気にしています。
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# by mamekan05 | 2016-06-08 12:30 | 病気について(ふりかえり記事)

なんだかちょこちょこ更新できず、申し訳ありません。「検索に引っかかったのに、続きがない。」なんてことにならないよう、ゆっくりですが書いていこうと思います。

当日、朝10時の予約に合わせて病院に行きました。
MRI予定のため、前日22時以降絶食、当日朝から絶水です。
かかりつけの獣医さんから事前に問診票をもらっていたので、記入済みの問診票を受付に提出して順番待ちです。病院は予約制とはいえまぁまぁ混んでいて、患者さんが常に何匹かいるかんじ。
しばらくすると、診察室に呼ばれて、研修医だという先生に問診票をもとに問診を受けました。発作のときの様子、何か急にできなくなったことはないか、以前受けた手術のことなどです。以前直腸にできたがんを手術で切除したのですが、自分ではよく説明できなかったので、当時もらった病理検査の結果を持って行って見てもらいました。
そのまま、基本的な神経学的検査をしますのでということで、まめは連れて行かれ、私は待合室へ。少しするとまた診察室に呼ばれて、今度は神経科の専門医の先生とお話。先ほどの問診の内容の確認のあと、基本的な神経学的検査の結果としては目に見える問題はないことを話してくださり、MRIを希望するかを聞かれました。希望する旨を改めて伝えたところ、「MRIを撮って、何もないことが確認できれば、てんかんの治療をしていきましょう。」と言われました。
次にキャミックの獣医さんから検査の説明を受けました。麻酔のリスク、何かあったら検査を中止する事があること、脳髄液をとる場合頭の後ろの毛を少し刈ること、料金のことなどです。MRI検査のリスクが本当にわかるのは1枚目が撮れたとき、どんな病気をもっているかがわかったときなのだそうです。だから、場合によっては中止する。そう言われてみればそうだなと納得です。検査を受けることと撮影データを学術、研究などに使用することがあるという点に同意し、サインをしました。

# by mamekan05 | 2016-06-08 12:15 | 病気について(ふりかえり記事)

MRIのすすめ

今までよりも大きな発作が起きてしまったこと、注射でも抑えきれなかったことから、かかりつけの先生から、MRIを受けてみてはどうかとのお話をいただきました。
初めての発作から5ヶ月近く。進行の状況からパグ脳炎は考えにくいものの、脳に病気がある可能性は否定できないとのこと。脳に病気がないことを確認できれば、発作自体はそんなに恐れるものではなく、今までの薬でコントロールしていけばよいけれど、別の病気だった場合には他の治療が必要だったり、薬を替えたり足したりしたほうがよい場合もあるとのお話でした。
フレンチブルという犬種がら麻酔のリスクについては気になるところでしたが、発作をおこしつづけるまめをみて、正直途方にくれていた部分もあり。。受けることにしました。

わが家のかかりつけ医はさいたま市内。隣の川口市にある「どうぶつの総合病院」の神経科を紹介してもらい、受診することになりました。どうぶつの総合病院は、MRIをとることができる「キャミック埼玉」を併設している病院です。夜間救急と動物病院からの紹介による二次診療を専門に行っています。
神経科の先生はアメリカの神経科の専門医の資格をお持ちで、週2回この病院で診察をされているそうです。3月2日にかかりつけの獣医さんから連絡をいれてもらい、1週間後の3月9日に予約をいれてもらいました。あくまで二次診療なので、初診は飼い主からの予約はできず、獣医さんを通しての予約になります。(再診は飼い主からの電話で予約ができます。)

今日現在のまめ。調子もよく元気です。からんでくる娘(7ヶ月)にもやさしい兄さんです。
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# by mamekan05 | 2016-05-15 13:00 | 病気について(ふりかえり記事)

前回の発作から1ヶ月近くがたち、「そろそろ起きるかな」「起きないでほしいな」と思っていたころ。2月27日から、今まででいちばんの群発の発作が始まりました。

2月27日 18:24
2月28日 0:26 21:00
2月29日 20:00 21:00 22:00←だいたい。
3月1日 17:30 20:15

今までとは1回1回の発作の起きる間隔が違っていたので、発作の合間にかかかりつけの獣医さんに連絡をして、相談もしました。
29日の夜は発作が起きて、けいれんがあり、けいれんが止まり、吠えて、落ち着きなくうろうろして、やっと落ち着いて眠りに入ろうとするとまたけいれんが起きるのくりかえし。。
受診して、注射で発作が起こらないようにしてもらって帰宅。注射の作用で眠らされるようにやっと眠れました。

翌日3月1日。前日の最後の発作からだいぶ時間がたっていたたため、もう起きないかなと思っていた夕方。また発作が起きました。そのおよそ3時間後、その日2度目の発作。かかりつけの獣医さんに電話したところ、「薬は飲めそうですか?」とのこと。発作がおさまれば意識は普通に回復していたので、「飲めそうです。」と言って夫が2日連続で獣医さんに行ってくれました。
ここで出されたのが、イーケプラという薬です。わりと新しめの薬らしいのですが、これがよく効く子もいるということで1錠半飲ませてみることになりました。結果、これで発作は止まりました。薬のおかげなのか、一連の発作が落ち着いたということなのか、よくわかりませんでしたが、とりあえず止まりました。ただ、この薬が高い!!また発作が起きた時用に何錠かいただいてきたのですが、1錠数百円するんです。。まあ、しかたない。

そんな感じで最長の4日間にわたる発作が終わりました。

画像の形式が合わないらしく、携帯からうまく写真アップできず。。文章ばかりが長くなってしまい申し訳ありません。
# by mamekan05 | 2016-05-11 11:45 | 病気について(ふりかえり記事)

発作の頻度

抗てんかん薬(エクセグランまたはコンセーブ)を毎日2回1錠ずつ飲んでいる間も定期的に発作は起きていました。
参考になるかならないかわかりませんが、記事の最後に発作の記録をのせておきます。

発作はおよそ月1のペース。1度起きると、1日から1日半で3回くらい続けて起き、そして、また1ヶ月くらい起きないという感じ。通常のてんかんであっても、薬を飲んでいれば必ず発作が0にできる!ということでもないようで。そして、1度起きると、複数回まとめて起きるというのもままあることのようで。
かかりつけの先生には定期的に診ていただきながら、薬を飲み続けていました。
少しずつ「発作が起きるかもしれない」生活にも慣れて、まめの様子を観察しながら日々過ごしていました。
しかし、このひと月後、今までにない群発の発作が。。このMRIを受けるきっかけになった発作は2016年2月27日から始まりました。

【発作の状況】
2015年11月4日 3回(発作の間隔8h 2h)
2016年1月8日から9日 4回(発作の間隔9h 4.5h 6h)
2016年1月30日 1回

# by mamekan05 | 2016-05-09 13:25 | 病気について(ふりかえり記事)